アルツハイマー病は「脳の糖尿病」!?
10月になりました。
先日読んだ本は正直衝撃的でした。
講談社刊 ブルー・バックス
『アルツハイマー病は「脳の糖尿病」』
鬼頭昭三・新郷明子 共著
という本ですが、脳内で記憶に関わる海馬と呼ばれる部位があります。
この海馬の中でも、膵臓がβ細胞と同じようにインスリンを合成している事が最近になってわかったというのです。
そして、糖尿病になると、膵臓のβ細胞だけではなく、この海馬からもインスリンの合成がストップしてしまい、脳内でのブドウ糖吸収が行われなくなり、脳細胞が死滅して脳の萎縮が始まり、そしてアルツハイマー病発症となる。
という事です。
私が時々述べております通り、糖質の過剰な摂取が身体には良くない…という事が次から次へと広がっていく感じです。
通常の食生活であればそれ程心配しなくても良いのですが、近頃のスイーツブームに乗っている方々は充分にご注意下さい。
過食、運動不足、睡眠不足、ストレス、喫煙、朝食抜き等のどれかが習慣的に続けば、いずれは糖尿病へと進行していくかもしれません。
御用心 御用心!