冷え性って、、、
寒さ厳しい折いかがお過ごしでしょうか。
身体、特に下半身が冷えるという方は多いのではないのでしょうか?
今月はこの冷えについて少しお話いたします。
そもそもなぜ身体が冷えるのか…?
ずばり「運動不足」です。
といってしまうと身も蓋もありませんが、それでは何故運動不足が冷え症になるのかですが
まず運動をしないと血液循環が悪くなるからです。
温かい血液を全体の隅々っまで送り続ける血液循環が悪くなるのは、心臓血管系を調整する自律神経があまりよく機能していないからなのです。
運動をすることによって体のバランスを調整する自律神経がきちんと機能するようになるのです。
それでは、血液を温めるのはどの様におこなわれるのでしょうか?
学校の「生物」の授業思い出してください。
私たちの身体を構成する細胞があります。
この細胞の中に細胞内小器官としてミトコンドリアと呼ばれる器官があります。
このミトコンドリアでが、脂肪酸、アミノ酸、ピルビン酸などを消費してADP(アデノシンエリン酸)をつくり、
これを細胞のエネルギーを必要とする部分に供給するといった働きを持っています。
さて、身体の中でこのミトコンドリアを多く持つ細胞が多いのは
心臓
肝臓
骨格筋
などとなっております。
つまり運動を習慣的、定期的に行っていると心筋骨格が働き、その細胞内のミトコンドリアの数が
増加することがわかっております。
逆に、運動不足であれば、ミトコンドリアは減少してエネルギー(体温)の生産は不足してしまう訳です。
寒いからといって家の中でジーっと閉じこもっていると、身体そのものが発生する熱が発生することが出来なくなってしまうので、
悪循環がおきます。
1日30分といった時間でかまわないので、
積極的に身体を動かしして冬に強い身体ずくりをめざしましょう!
多田